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ごとし


概要

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ごとしは、割と現代でも目に触れることが多いので、すんなりと理解できるかと思う。テニスの王子様ファンにとっては、立海大付属の真田の必殺技である「風林火陰山雷」でおなじみだと思う(歳がバレる)。

例文

比況

例文:走りて坂を下る輪のごとく衰えゆく。(徒然草)

訳文:走って坂を下る車輪と同じように衰えていく。

例示

例文:和歌、管弦、往生要集ごときの抄物と入れたり。(方丈記)

訳文:和歌、管弦、往生要集のような本の抜き書きを入れてある。

識別のコツ

訳し方も似ているし、そこまで大事な識別ではないが、例示は、名前の通り具体例を出すときの意味。何か他のものに例えているときは、比況

補足

語幹部分の「ごと」 が、連用形「ごとく」のように用いられることがある。

例文:そこらの黄金賜ひて、身を変へたるがごとなりにたり。(竹取物語)

訳文:たくさんの黄金を賜り、見違えるほどになった。

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