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作用反作用の法則


概要

物体Aが物体Bに力を及ぼしているとき、物体Bから物体Aに、同じ作用線上で大きさが等しく向きが逆の力がはたらく。 これを作用反作用の法則(運動の第三法則)という。法則なので、重力、摩擦力、弾性力、静電気力などすべての力に関して成り立っている。

非常に単純な法則だが、

  1. 同じ作用線上
  2. 大きさが等しい
  3. 向きが逆

の3つの条件をきっちり押さえておこう。特に①はうっかり忘れやすいので注意が必要!

また下図のように、AからBにはたらく力の作用点はBに、BからAにはたらく力の作用点はAに、というように、作用点は力を受ける物体上にある。作用点は同じ点にあるわけではないので注意しよう。

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なお、ここでは、AからBにはたらく力を 、BからAにはたらく力を と表している。

補足

ちなみに、手を押し合って動いた方が負けという、教室の後ろで無限に時間を潰すことのできる 「手押し相撲」 という遊びがあるが、あのときも作用反作用の法則は成り立っているので、強く押しこみすぎると自滅する可能性がある。

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