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対偶


概要

(※ 命題という言葉が 回以上登場するので、吐き気がした人は、一番下の表で頭を整理してみてください)

命題「」に対して、命題「」を元の命題の対偶という。

は、条件 に対する「否定」で、つまり「 でない」という条件を表す。

命題の対偶は、 元の命題と真偽(つまり正しいかどうか)が必ず一致する(逆や裏には無い、ありがたポイント)。つまり、命題が真なら、その対偶も真。命題が偽なら、その対偶も偽。

なので、元の命題の真偽(つまり正しいかどうか)がわかりにくい時に、対偶の命題の真偽を示すことで、元の命題の真偽が示せる。

【問題】整数 に対して、命題「 が奇数ならば も奇数である」が真であることを証明せよ。

【解答】示したい命題の対偶を取ると、「 が偶数であれば  が偶数である」となる。 はすべて偶数になるので、これは真。つまり元の命題も真。

また、対偶は、命題の逆の裏、命題の裏の逆と考えることもできる。

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