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ソ連解体


概要

第一次世界大戦以来、社会主義国として大きな存在感を放ったソ連の解体についてのお話です。

ゴルバチョフの改革を皮切りに、民主化も進みます。

まとめ→大戦後ロシア

時代

85年 ゴルバチョフ就任

89年 冷戦集結

91年 解体

詳細

ブレジネフ以降社会主義的な政権が続いていましたが、「第2次冷戦」と呼ばれる緊迫した状況になると85年、ゴルバチョフが就任します。

情報公開(グラスノスチ)による言論の自由化や国内の改革(ペレストロイカ)を推進し、親民主派の姿勢を見せます。

アメリカのレーガン大統領との対話も進み、87年には中距離核戦力(INF)の全廃への合意や、侵攻していたアフガニスタンから撤退するなどの緊張緩和が進み、ついに89年、レーガン後任のブッシュとともに、冷戦の集結を宣言します。

また88年の新ベオグラード宣言で東欧社会主義圏に対する内政不干渉を宣言しました。

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内政においても、大統領制市場経済の導入やソ連共和党を解散などをおこないました。

そして91年、エリツィンを大統領とするロシア連邦を中心に、11の共和国が独立国家共同体(CIS)を結成し、ソ連はこれにより解体しました。

その後もさまざまな問題を抱えながらも、資源輸出などで経済成長を遂げます。

エリツィンの辞任した2000年の選挙で当選して以来、プーチンが大統領となり「強いロシア」を押し出した政策をとっています。

関連単語

ゴルバチョフ / ソヴィエト社会主義共和国連邦

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