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使役形


使役形

漢文を読む上でとても大事になる使役形について。「誰に何をさせるのか」 が重要なので、読解の際にしっかり捉えられるようになろう。

  • 使〜(〜ヲシテーしム)
  • 命〜(〜ニ命ジテーシム)

「〜ヲシテ」「〜ニ」の直前が、使役の対象(させる相手)になる。

使役形と聞くと、「使」の文字が真っ先に思い浮かぶが、二つ目のようにこの漢字を使わない場合もあるので注意しよう。

使

  • 読み方:〜ヲシテー未然形+しム
  • 訳し方:〜にーさせる

この「しむ」は、使役の助動詞「しむ」なので、直前は未然形になる。

漢文 P5.png

同じ用法・読み方を持つ漢字として、 「教」「令」「遣」 も押さえよう。

  • 読み方:〜ニ命ジテー未然形+シム
  • 訳し方:〜に命じてーさせる

この「しむ」は、上の「使」と違って送りがなに付き、使役の助動詞「しむ」なので直前は未然形になる。

漢文 P4.png

「命」以外にも、何かをさせる形の漢字が来て「〜にーしむ」 という形が来たら、使役形として意味を取れるようにしておこう。

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